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DMMもUI Crunch UNDER25に参加してきました。

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こんにちは!
デザイン部で下から2番目に若い広報担当、ありさです(๑╹ڡ╹๑)


今回は、先月9/26 (土)に渋谷のヒカリエで行われた、DeNAさん・Goodpatchさん主催「UI Crunch UNDER25」に参加させていただきました。
このイベントには弊社の役員でデザイン部統括の赤坂も登壇させていただいておりました。

若手に向けたイベントだったこともあり、得る物がとても多いイベントでした!

 

今回はイベントで気になったものをピックアップして紹介させていただきます。

 

 

 

 

目次

 

 

 

 

UIクランチとは?

UIクランチは、"UI"に関わる全ての人の為のコミュニティです。

デザイナーだけではなく、
エンジニア・ディレクターなど開発に関わる・興味がある全ての人が参加できる勉強会です。

 

 

「なぜ今デザインなのか」DeNA会長 南場智子さん

DeNA取締役会長である南場智子氏のお話からイベントはスタート。
自社サービスの説明や、開発フロー、DeNAで行っているマーケティング等、分かりやすく勉強になるお話でした。

 

主に開発に関するビジネス視点のお話でしたが、
「経営会議で企画が通り、開発し、経営会議に出され、OKが出たらリリースするpermission(パーミッション)型」ではなく、
「まずはリリースを優先して、アクセルを踏むかとうかは、ユーザーの審判を仰いで決めるpermissionless(パーミッションレス)型」をDeNAは取り入れている、というお話が印象に残っています。

リリース前に膨大なリソースや資金を使って失敗するよりも、ユーザーの喜び(UX)から出たもの形にしていこうと考えているそうです。

 

そのお話に関連して、今回のお話の中で一番印象に残った言葉がありました。

「ユーザーに喜んでもらえた(デライトした)瞬間、私も一番デライトする。」

 Delight(デライト)は、「ちょっとポジティブな気持ち」という意味だそうです。サービスを作っている一員として、これのマインドは私も大切にしたいなと改めて思います。

 

 

「各社のデザイン文化」AROUND35

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左から、佐藤ねじ氏(カヤック)・赤坂幸雄(DMM.comLabo)・村越悟氏(Goodpatch)・坪田朋氏(DeNA)

後半に行われたパネルディスカッションでは、
4社を代表するAROUND35の4名が各社のデザイン事情についてのトークを行いました。

受託を受けているカヤック・Goodpatch、発注をする側のDMM.com・DeNAというそれぞれ目標や組織体制もバラバラな4社のお話は、それぞれの会社が持つ独特の個性が強くでていてとても濃いディスカッションでした。

 

パネルディスカッションでは「デザイナーの役割」「今課課題に感じていること」などをテーマにお話していましたが、 弊社の赤坂はDMM.com Laboのデザイナーについてこう話していました。

DMM.com Laboのデザイナーは、デザイナー"サービス設計者"という役割。

DMMのすべてのサービスに、デザイナーが関わっています。
新旧サービスが入り混じったDMMというプラットホームで、ユーザーとビジネスの両方の視点を持ち、デザイナーの立場からサービスの提案をしていくデザイン部を目指しています。

社内でも、デザイナーが既存サービスの改善案考案やユーザー調査なども行い、絵作りのみの受け身ではなく、自らサービスについて提案する事が当たり前になってきています。

 

 

また、ディスカッション中に何度か話にあがっていましたが、
「これからのデザイナーはビジネス視点も持つ事が重要でもあり、課題でもある」というお話がありました。

デザインに関する事だけではなく、関わっているサービスがどのように動いているかも知っておく必要がありますね。勉強になります!

 

 

まとめ

締めの言葉でGoodpatchの代表、土屋氏が言っていた印象的な言葉がありました。

日本では定量で計れない「デザイン」対して思い切った投資ができない現状がある。

日本でデザインの価値がわかる人を増やさないといけない。

 

デザイナーの仕事は、見た目で善し悪しを判断されがちで、その結果を数値などの定量データで測る事が難しいと感じます。

ですが、お客様の目に直接映る「デザイン」は、お客様の体験を支える重要な架け橋だと考えています。

20代前半のまだまだ未熟なデザイナーではありますが、ユーザー視点・ビジネス視点で良いと思えるサービスを作っていくメンバーの一員でありたいと改めて感じたイベントでした。

これからはデザインやコードだけではなく、ビジネスやマーケティングについても学ぶ必要がありそうですね。

 

以上、ありさでした(๑╹ڡ╹๑)