新卒でもできた!? 新卒の「強み」を活かしてDMMのUXをやってみた
こんにちは、DMM.comラボの新卒UXデザイナーの西部です。
約半年の研修を終え、就活の時から志望していた東京デザイン部のUXチームに所属しました。今では簡単な調査を任せてもらっています。
今回は、入社してからの1年の振り返り、「ユーザー調査」をテーマにお話ししたいと思います。
DMMの調査はスピード重視
DMMは、案件の展開がすごく早いので、スピード重視で簡易的に調査を行っています。スピーディな調査として社内から条件に合う人を探し出し、インタビューやユーザーテストなどを行っています。
今回は、業務としてのユーザー調査の中で大事だと思った
・調査協力のお願いの仕方
・雰囲気の作り方
・短期間での実施
という切り口でお話ししたいと思います。
調査協力のお願いの仕方
photo by Gordon / Adapted.
まずは、ユーザー調査に協力してもらう方を探すところから始めました。一番お願いしやすいのは、同じ新卒の同期でした。
本社・東京事業所は、僕らの代が第1期生なので本社の先輩方は同期がいません。本社の同期は約40人くらい居て年齢や社会経験が近い分、本社の先輩方よりユーザーを集めやすい環境にいると思います。
しかし、同期ばかりにお願いしているのにも限界があります。そこで、人脈作りとダイエットの一環で社内でバスケ部を設立しました。
バスケ部の方々に、条件に合う人に心当たりがないか助けてもらったこともありました。皆さん快く助けてくれます。
雰囲気の作り方
photo by National Assembly for Wales / Adapted.
調査方法の一つ「インタビュー」は、相手が信頼してくれないと欲しい情報が聞けません。そういう時は、新卒の強みである「質問のしやすい立場」を活かします。
新卒は社会人としてはまだまだ未熟です。なので、なんでも質問することができます。相手に興味を持ち質問をすると、相手も積極的に話してくれます。
しかし、話が盛り上がりすぎて、インタビューの設定時間の最後の方に怒涛のように質問することになってしまいました。
そこで、今まで以上にインタビュー以外でも実践の場をもらい、ペース配分の練習をします。また、社内に限らず大学の時の同期や社外のバスケットサークルにも参加し、様々な業種の方と交流をとって「質問上手」になる練習もしています。
短期間での実施
photo by Brian Cribb / Adapted.
ユーザー調査に限らず、新卒は「勢い」が大事だと思います。幸いなことに、新卒はミーティングなどが少ないので、短期間でインタビューやユーザーテストを実施することができます。
前述したように素早く同期にお願いしやすいようにグループチャットを作ったり、ユーザー調査の対象になりそうな人を覚えていたりします。
例えば、「 DMMで動画を買ったことがある」という人を覚えておき、動画の購入フローの改善の時に調査協力してもらうということをしています。
2年目に向けて
今回は、ユーザー調査をテーマに入社してからの1年を振り返りました。社会人2年目に向けて、目標を宣言したいと思います。
まずは、社外社内限らず人脈を広げていきます。今年はセミナーなどへの参加ができていなかったので、セミナーをきっかけに「DMMでUXをやっている」ということを知ってもらうチャンスにしていきたいと思います。
次に雰囲気作りとスピードを上げるために、今よりもっと調査の場数を踏んでいきたいです。毎回上司や先輩と振り返りをし、質を高めていきたいと思います。社内に協力してくれる人を増やすこともします。
そろそろ次の新卒が入ってくるので、先輩として負けないように業務に取り組みたいと思います。
ありがとうございました!