DMM.make AKIBAで「魔法使いの嫁」の杖を作ってみた
こんにちは!デザイン部 広報担当のありさです。
突然ですが、好きな作品に出てくるモノが実際に作れたら、ヲタク心揺さぶられてめっちゃテンション上がりますよね!
ということで、3月12日・13日にDMM.make AKIBAで行われた「魔法使いの嫁 ワークショップ」に参加してきました。今回は、人気急上昇中でアニメ化も決定した「魔法使いの嫁」の作中で出てくる魔法の杖(1/2スケール)を作ってみよう!というワークショップでした。
DMM.make AKIBAは、DMMオフィスの中でも1番クリエイティブで楽しい場所なので、クリエイター魂が熱くなるはず!そして、よりクオリティの高い杖が作れるはず!
主人公のチセの気持ちになって、後悔のしない納得のいく杖を作りたいと思います!
ということで早速作っていきましょーう!
手順書を読む
まず配られた手順書を読みます。ふむふむ。
4時間のワークショップなので難しくないと思いますが、木を削るのが1番大変そう!
それにしてもこの手順書、わざわざ手書きって世界観に凝ってるなぁ。AKIBAスタッフが書いたそうです。凄すぎる...
作業始める前に満足してしまいそうでしたが、メインの作業に早速入っていきます。
鳥の部品を塗装する
杖の頭にあたる鳥の部分を作っていきます。
原作では全て木製ですが、木から彫っていたら物凄く大変ですね…。ということで、今回は3Dプリンターで出力されたパーツの色塗りになります。木目の感じも出ていて凄い!
これに筆で色をつけていきます。
全体に色を塗れるように、割り箸に両面テープをつけて塗装していきます。
この塗料は「夕日の色」というヤマザキコレ先生の監修で決まった色で、4色の塗料を合わせて作ったそうです。このワークショップでないともう再現できない色ですね!
立体物に色を塗る作業なんて小学生以来です…塗り方分からないけど楽しい…!!!
杖の柄を削り、塗装する
次に難関の柄作りです。
作業内容はとっても簡単。長さ30cm位の木の棒を、只管削っていくだけです。今回は自分で作るワークショップということで、カンナとナイフを使って地道に削っていきました。
10分頑張ったのに、まだこれくらい...。もしかしたらこういう作業は向いてないんでしょうか...。
テックスタッフ曰く、「コツは1番細いところを先に作ってから、そこに合わせて全体を削っていく」との事でした。
終わりが分からなくなる作業ですが、納得いく形ができたら色を塗って乾かします。
手作業なので、皆さんの拘りと個性が出る柄ができました!
中に入れる基盤を作る
次は電子工作!専用に設計された基盤に、LED・センサー・電池ボックスを半田付けしていきます。
元々基盤に穴も開けてあったので、部品を半田ごてで止めるだけでした。とても簡単!半田付けなんて高校以来です。
奥の金色のパーツ(傾きセンサー)で、LEDが光ったり消えたりします。
杖が傾くと光る仕組みは、こうやって作っていくんですね!凄い……!
作ったパーツを組み立てて完成!
いよいよ最終工程、作ったパーツを組み立てていきます。
まず鳥の目になるところにビー玉をはめ、お腹に電子パーツを入れます。目の奥の隙間から、LEDの光が差し込む構造になっています。3Dプリンターだから作れる形ですね!
最後にお腹に蓋をし、柄を差し込めば完成です!
おおおおおおおお!!すごい!感動!!!!完成形見ると、物凄く愛着が湧きますね…
傾けると勿論光ります。チセの杖だ...!!!!
無事杖も完成し、これで楽しいワークショップも終わり………かと思ったのですが、最後に物凄いサプライズがありました……
ヤマザキコレ先生、ご本人登場!
先生ご本人キターーーー!!!!
まさかの先生ご本人の登場に、参加していた全員がざわつきました。たまたまご都合があったので、1日目のみ来てくださったそうです。
それだけではなく、なんと展示されていた原画コピーに、参加者の名前とサインを書いてプレゼントしてくださいました!貴重すぎる...!
額縁を買ったので、寝室の壁に飾らせていただきます…。先生、ありがとうございます!
そして最後に、チセ役の声優“種﨑敦美”さん・エリアス役“竹内良太”さんの直筆サイン入り「魔法使いの嫁 第5巻 ドラマCD付初回限定版」までいただきました。杖を作るだけのつもりが、嬉しいプレゼントが沢山ありすぎて忘れられない濃い1日になりました!
最ッッッッ高に楽しかったです!!!!まほよめ最高!!!!!!!!
様々なワークショップも行っているDMM.make AKIBA
DMM.make AKIBAはスタートアップ企業向けのオフィスや機材貸し出し等を行っている施設ですが、今回のようなモノづくりに関するワークショップを定期的に開催しております。
モノづくりに興味はあるけど、機械も機会もない...という方は、是非一度ワークショップに遊びにいらしてください!
ちなみに私が人生で初めて作った杖は、塗料と塗りの甘さが少しだけでてしまいました。次はもう少しがんばりましょう( ′◡‵ )